30歳過ぎて初めて親不知を抜歯したお話
注)一部、痛々しい表現が含まれるので、そういうの苦手な人はスルー推奨
左上の親不知の虫歯を長年放置していました。
かなり前に実家付近の歯医者に通ってたときに、親不知が虫歯になってて場所的に治療できないから最終的には抜くしかないと言われてたんですが、仮処置はしてくれたので、、まぁそのうちいつか・・・って感じで月日が経ってしまいました。
実家出て池袋付近に引っ越してすっかりそこに定着した今年夏、親不知の仮処置の詰め物が取れました。あー、ヤバいなと思いながらも、近所の評判が良くて通いやすい歯医者探して行くのが面倒くさくて放置していました。
そして、秋になったある朝、起きたら親不知が半分崩壊していました。どうやら歯ぎしりとか噛み締めで力が加わって崩壊したっぽいです。
この時点でオワコンなんですが、当時はそんなに痛まなかったのと、基本情報技術者試験の勉強で忙しかったので、そのうち・・・とまた放置。
そして、冬が近づくにつれて状態は徐々に悪化し、しばしば痛むようになりました。痛いときは痛いけど、線維筋痛症で飲んでるトラムセットが仕事してくれるし、常時痛いわけじゃないから・・・とここまできても通院を先延ばし。
このときには歯磨きして歯ブラシの先がうっかり患部に当たると激痛が走ってました。
家の近くか、職場の近くで口コミが悪くなくて平日夜土日診療の歯医者を探すのが面倒くさかったんです。
あと、永久歯を抜くという未知の行為に対する恐怖心もありました。
しかし、進行していく痛み。気がついたら線維筋痛症のトラムセットを歯痛対策で飲むようになってました。
この前、いい加減これはマズイとようやく気がついて、思い立ったが吉日、仕事そっちのけで歯医者探しをしましたw(ちょうど仕事が暇だったのでw
職場付近に良さげな歯医者があるのを見つけて、初診予約したら翌日行けることになって、レッツ歯医者!
一度何かに着手すると行動早いです、私。行動するまでが遅いんですがwww
歯医者で諸々検査した結果、かなり悪い状態でした。親不知の虫歯の進行度はC3!そりゃ痛いわな。
医者は口に出しては言わなかったものの、現場猫の「どうしてこんなになるまで放っておいたんですか」まんま言いたげでしたw
取り敢えずその日は応急処置して、数日後に抜歯の日が決まりました。
先週の日曜日の夕方、抜歯当日。昼間は聴覚障害者団体でランチという天国から一気に気分は地獄へ。どんだけ痛いんだろう・・・血が止まらなかったらどうしよう・・・。
怖かったです。でも、一方でこの痛みがなくなるならさっさと抜いてくれ!という気持ちも強かったです。
いよいよ抜歯本番。若い女医の歯医者でした。何だか不安になる私。
半分崩壊した親不知は変に力を加えると完全崩壊してしまうとかで、あちこちの角度からアプローチしなきゃいけなくて、なかなか抜くのは大変でした。
いくら麻酔しているとはいえ、医者があちこちの角度から渾身の力で歯を引き抜こうとしているのが分かります。助手に頭をガッツリ押さえつけられて恐怖心倍増。
格闘して何とか抜けました。歯が抜けるのと同時に私の魂も半分ぐらい抜けましたw
麻酔のお陰で全然痛くなかったです。
この日は抗生物質と痛み止めのロキソニンを処方されました。麻酔切れたらさぞ痛いんだろうと覚悟してました。
2時間後ぐらいに麻酔が切れて口腔内の感覚が戻ってきました。しかし、さっきまであった歯がない!という違和感だけで全く痛くなかったです。
虫歯の方が数千倍痛かったぜ!
出血もそんなではなく。1日目は就寝中よだれに血が混ざって枕カバーが汚れましたが、その当日だけ。
4日目になる今は傷の状態は大分良いようで痛みも出血も全くありません。
抜いて清々したぜ!こんなに楽勝ならさっさと抜けば良かった。この数ヶ月は何だったの状態です。草www。
以上、三十路過ぎの抜歯レポートでした。
親不知抜歯は怖くないです(上の歯だったからかもしれませんが)。
痛い人はさっさと抜いちゃいましょう!
さて、今日は早起きしたから駅前のパン屋でコーヒー飲みながらブログ更新したった。
そろそろお仕事行ってきます。なんかもう一仕事した気分ですがwww